2018年06月18日
美しい雌山

野洲川右岸の新幹線上流。曇り空の夕方、西の方の雲が切れてときたま水平方向の光が三上山を照らしていた。工場や住宅が近くめったにカメラを向けるアングルではないが、このときは山の立体感が見事だった。とくに雌山と呼ばれる右側の2つの峰。普段は稜線としてのコブ2つを見るだけだが、このときは絵に書いたようにくっきりと2つに分かれて見え、両者の前後関係まではっきり見えた。
それに上半身の鼻筋尾根、雪が降ったときなどにはっきり見えることがあるが、普通の天気ではめったに見えない線である。雪の写真は山に近い県道504号沿いである。そのため雌山の2つのピークの高さが同じに見える。地図で見る実際の高さは、きょうの標題写真に見るように、左の方が高く見える。これが正しい形である。
手前の乱雑なツルは、山の美しさに免じて目をつむってください。と書いたところで地震が来た。緊急地震速報よりほんの僅か早く感じたが。
写真ステージ 「近江富士」・・・鳰の浮巣・「ヒナ誕生」UPしました。
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Posted by 八田正文 at 08:37│Comments(0)
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