2018年07月16日
雌山が動く

御上神社前交差点、昨日の場所からヒラカワダム正門の前あたりで国道から分かれて田んぼへ入っていく農道がある。国道を走るドライバーも気がつかないぐらいの細い道。その途中で振り返ってみたところである。黄色いクレーンなどをはじめすべての建物はヒラカワガイダムのもの。山が2つ見えて、左側が三上山の主峰。右側が雌山である。先日見てもらった雌山が左へ出るのとは正反対の位置から見ていることになる。
それに対して、一昨日、昨日、今日と見比べてみると三上山本体の姿はほとんど変わっていない。結局、自分の立つ位置によって、雌山の見え方が変わるだけで、この付近に限定すれば、多少動き回っても主峰の見え方はほとんど変わらないことを示している。たとえばこれ、かつての砂利置き場を前にして野洲川の堤防上から見た姿も同じことである。先日も書いたように、雌山はそこにありながら、本体にマスクされて見えないだけである。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:02│Comments(0)
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