2011年01月04日

好日



写真拡大明けましておめでとうございます

 湖南市吉永。大砂川堤防上から。大砂川、吉永の山中から流れ出て野洲川に注ぐ天井川。JR草津線や旧東海道などもこの川の下をトンネルで抜ける。
 以前からこの川の堤防上に上れたらなーと思っていた。しかし、思うだけで積極的に登り口を探したこともなく日が過ぎた。それがひょんなことから見つかった。といってもきっちりした登り口ではない。登ろうと思えば上れなくなはない、そんな場所である。
左が菩提寺山、右奥、雪の山が比良山。


 
新シリーズ・三上山撮影のついでに・・・


近江名所全集


■????

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 ハテさて、皆さんこれがおわかりだろうか。上の写真を撮るのに、堤防の斜面を登った。しまったと思ったときにはもう遅かった。ひっつき虫である。着いてしまったものは仕方がない。えーいままよと強行突破した。車に戻ったときにはひどいさまだった。ズボン全体が無精ヒゲを生やして急にふくれあがった感じ。クルマだからよかったものの、電車だったらどうすればいいのというところだった。

 撮影の意欲もなくなり、ほうほうの体で逃げ帰った。それを見た我がシャチョーは腰をぬかさんばかりに驚いて、「このズボンこのまま捨てよう」とのたまう。「ウン、結構はいたしな」といいたいところだけれど、そこはそれ質実剛健を旨とする元大日本帝国少年。こんなひっつき虫ぐらいに負けはせんぞ。ここでこのズボンを捨てたら、二宮金次郎が化けて出てくる。「ズボンは捨てへん。ワシはとるぞ」と高らかに宣言した。

 その後、苦闘1時間半、その戦利品が右の写真、煎茶でも玉露でもない。そんなもの我が家にあるはずねーでしょうが。「こんなもの残しておいでどないするの、ひっくりかえしでもしたら二重遭難でしょ」・・・ズボンやっぱりちくちくするなー。「だから捨てようといったでしょう」。

 天井川から見下ろす風景はよかった。向こうの建物さえなければ。

 
あいあい滋賀連載「三上山物語」

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全国ふるさと富士サミット講演録 『谷文晁が見た三上山』
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