2013年06月28日

赤信号


写真拡大野洲市行畑
 見ての通り信号に名標はない。中山道「背比べ地蔵」の前から国道8号「妙光寺」へつながる道で、以前は狭い道だったが、拡幅工事が完成して朝夕の交通量が増した。道路の方向と三上山の位置が若干ずれるため、残念ながら真正面とは行かないが、それでも三上山がよく見える。道路の奥に新幹線のガードが見える。ここへ先頭車両を入れてやろうと頑張ってみたが無理だった。何の前触れもなしに飛び出してくるわけで、どだい無理な話である。

 余談。下の2枚は見て分かるとおり同じ場所での撮影である。左の信号は点いていない。右は点いてはいるがやや暗い。「電光掲示板などを写したが写真の画面では消えている」という声をときどき聞く。以前の白熱電球の時には起こらなかった現象である。おそらくLED電球に変わってからの現象のはず。西日本では交流の周波数は60Hzが採用されている。交流は電流が行ったり来たりするわけで、その行ったり来たりを1秒間に60回繰り返す。「行く」ときに点いて「帰る」時にも点く。だから60分の1秒間に2度点って2度消えている。
 結論からいえば、60分の1秒の間に、240分の1秒点り、240分の1秒消え、240分の1秒点り、240分の1秒消える。これを繰り返していることになる。だからこの消えている間に1000分の1秒などの速いシャッターを切れば灯りは写らないということになる。ちなみにこのときのシャッタースピードは800分の1。消えているか点いているかで当たり前(確率2分の1)。むしろ暗く写ったのは珍しいことだといえる。800分の1秒の途中で点きだしたのだから。当然120分の1以下のシャッターだったら、信号が消えることはない。




写真ステージ 「近江富士」
 
三上山撮影のついでに・・・

近江名所全集

滋賀を歩けば
 
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