2013年10月03日
お婆ちゃん

さらに300m余り進む。御上神社の森が大きく見えるようになる。山頂から見て、現在位置は右へ右へと移動してきたことになり、昨日指摘した二重稜線がさらにはっきりと区別されるようになるところである。が、実際にはこの写真でもそれは見えない。これがはっきりするのは雪の日である。この写真を見ると人間の顔でいう鼻筋から両頬骨までがはっきり見える。
さて、写真に見えるように農道が一段高い県道から田圃に下っていく。下りきったところで稲妻型に屈曲しながら三上集落へと向かう。この写真は、クランク状のたんぼ道30数年前の状況である。稲が実ってきた夏の日、カメラを低くして構えていたら、カサをさしたお婆ちゃんがイネのかげからひょっこり現れた。懐かしい写真である。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 07:00│Comments(0)
│山・写真