2013年10月13日
その昔・もう1枚

十二坊の南斜面から流れ下る高田砂川。小さな川だけどそのまま野洲川に注いでいる。普段はほとんど水が流れていない天井川である。その川の右岸、こんもりとした森があり、いちばん外側に数本の竹が生えている。
もう1枚こんな写真がある。1996年撮影だからいまから10数年前。右の木などが大きく内側へ倒れているように見えるが、ワイドレンズによる歪みである。高田砂川の右岸であるとは間違いないのだが、いま改めてここに立つと、どうもここだったように思える。昔の写真は6×7判のフィルムカメラで、ずいぶん窮屈な思いで撮影した記憶がある。いまデジタルになっても何となくその感覚がよみがえる。三上山と菩提寺山との重なりも、ほぼ間違いないように見える。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:30│Comments(0)
│山・写真