草津線

きのうと同じ場所。きのうの写真を撮り終えて帰り道、30mほど後戻りして街道沿いの民家に近づいた所で、踏切のチンチンという音が聞こえだした。鳴り始めたのではない。今まで鳴っていたのがよりはっきり聞こえだした感じ。
電車が来るのだなと、元の場所へ引き返した。しかし電車はこない。チンチンはというと、鳴っているようないないような。少し様子を見たが、何の変化もないので、さっきの音は聞き間違えだったんだと、もう一度引き返した。と、先ほどのところまで来ると、またチンチンと聞こえ出す。おかしいなと、ふと手原のほうを見ると、電車がやってくるのが見えた。やっぱり間違いではなかったんだ。もう一度走りなおして撮ったのがこの写真。クイズ。結局何往復したのでしょうか。
どこの警報機が鳴っていたのかはわからないが、その音が何かに反射して、そこだけはっきり聞こえたのだろう。それと多分手原駅での長時間停車。踏切で待たされた人はイライラしたことだろう。
写真ステージ 「近江富士」
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