2014年06月09日
たわ言

県道12号栗東信楽線の片山交差点。国道1号高野から金勝山地へ向かうとき、最後の信号である。その片山信号の手前100mほどのところ、山に向かって右側に小さな田んぼがある。その片隅に形のきれいな2本の木が立っている。田んぼの外を行く県道からも見えるが、道とは反対側へ傾いているため、印象はそれほど強くなく、いままで何度も現場を通りながらうっかり見落としていた。
何の木か、残念ながら私にはわからない。木の形、特に上半分を見ると松の木のようにも見えるが、そうでないことぐらいは私にもわかる。初めからそれを見分けようなんて気持ちはさらさらないのだが、ひょっとしてネムの木?、そんな気もしてくる。もしそうだとするともうすぐ花が咲くはずだ。ネムは、松、杉以外に私がかろうじて判別できる数少ない木の一つだが、「こんな木にネムの花が咲いてたまるかい、もし咲いたら金勝山のてっぺんで逆立ちしたるわ」と抱腹大笑している博学の方が大勢いらっしゃることは百も承知のたわごとである。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:29│Comments(0)
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