2014年08月19日
ビルが消えた

「なんや、冬の写真やんか」、多分そうおっしゃるはず。確かにそのとおりである。好き好んで冬の写真を持ってきたわけではない。実は三上山の右下に見えるビル、これを見ていただきたかったわけである。
見て分かるように、三上山を撮る立場からは、これほど邪魔なビルはない。Google Mapには「三共アグロ」、昭文社の分県道路地図にはただ単に「三共」としかないが、私の記憶では三共製薬の何かだったと思うが、詳しいことはわからない。ビルの場所は旧中山道野洲川橋の東詰。守山側から橋を渡って左側(琵琶湖側)である。
撮影場所は近江富士大橋の左岸畔、中山道野洲川橋から1つ下流の橋である。たまたま橋と同一画面の写真が残っていた。ついでに同所から上流側を見た写真に野洲川橋に並行するアーチ形の水道橋が写っている写真があった。水道橋は虫眼鏡でみなければ見えないけれど、画面左端にこのビルがちょこっと見える。これら2枚をくっつけてみるとおおよその風景とビルの関係が見えてくる。初めからそのつもりで撮っったわけではないので妙なつながり方ではあるが。
くそ暑い夏の日に、わざわざ冬の写真を取り出してくどくどと述べてきた。その理由は・・・・、このビルが消えたのである。真夏の怪談ではない。以下明日。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:48│Comments(0)
│山・写真