2014年09月11日
消えたビル補遺

野洲川左岸、中山道野洲川橋下流。野洲市市街地の対岸に当たる。このあたり野洲川左岸は栗東市か守山市というのが常識であるが、この野洲川橋から1つ下流の近江富士大橋までは、どういうわけか左岸も野洲市ということになっている。
見えているアーチ橋は水道の送水管、わかりにくいがその奥に野洲川橋という構図である(橋脚が2種類見える。白が水道橋、黒が中山道橋)。実はこの写真は1か月ほど前の8月半ばに撮ったもので、「ビルが消えた」の補遺編といったところである。空の様子が何となく秋っぽくいつもの夏空とは異なる。これを書いているいま(9月11日朝)も、TVが「上空の寒気の影響で…」と、北海道石狩地方への特別警報発表を報じている。
話が横へそれた。対岸に見える赤い重機が「消えたビル」があったところ。こうしてみるとビルの有無にかかわらず、その気になれば絵になるところである。にもかかわらずこの構図の写真はほとんどない。今考えるとこの2つの橋(野洲川橋・近江富士大橋)の間はビルがあってダメだと決め込んでいたように思う。堤防上の道路で、車の離合ぎりぎり、歩道なし。この悪条件が重なっていることにもよるが。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:32│Comments(0)
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