2014年09月25日
幻のつばめ

一昨日、9月23日の午後、遠くの野焼きの煙を撮ろうと農道へ入った。稲刈りの邪魔をしないように道を選びながら、このあたりというところで車を止めカメラを向けた。その瞬間ファインダーの中を、10数羽の小さな鳥が通り過ぎた。シャッターを押す余裕もなくかろうじて見極めた最後の姿がツバメだった。いまごろツバメ?、それが何より不思議だった。
ところが昨日(24日)10時ごろ、花緑公園ふるさと館前で再びツバメが飛んでいるのを見た。驚いていると同行のFさんが「ツバメは(他所でも)まだいますよ」という。そういえばと・・・と、田んぼの中のツバメを思い出し、そのときのデータを子細に調べてみた。その日(23日)、空が晴れてきたので、レンズをワイドに切り替えた。それが標題の写真。野焼きの煙は遠くなったが視界が広がった。撮った時には気がつかなかったが、その青空の中に黒点が一つ。引き延ばしてみるとまさしくツバメの姿だった。
まだ写っているかもしれない、最初の大群を撮り逃がした悔しさから、未練たらたらなめ尽くすように調べ直した。結果見えてきたもの。未練のもう1枚。最初見たのはこんなケチなものじゃなかった。ホンマやぞ。羽と腹の色の区別もついた。そんなんが空いっぱいにわーとおったんや・・・。ホンマやて。ぼやけばぼやくほど話な大きくなりまして、ハイ。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:43│Comments(0)
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