2014年09月26日

ズームレンズ


写真拡大野洲市比江
 例のツバメ騒動の場所から50mほど右へ移動したところ。刈入れが終わった田んぼに藁束が並んでいた。もうツバメは1羽も写っていない。あの時のツバメはどこから来てどこへ行ったのか。時間にして5分もたっていないのに、別の世界にいるような不思議な感覚だった。
 ところで今日の写真は昨日の写真に比べて山が大きい。単純に考えると山に近づいたということになりそうだが、実際には山に対して右へ50mほど移動しただけで、近づいたわけではない。2枚の違いはズームレンズを少しひねったことによる。
 昔マミヤ67を使ってたときは、すべて単焦点レンズだった。1本のレンズで見ればフィルム上での山の大きさは、山までの距離に比例した。いまはズームレンズという便利なものが使えるおかげで、その簡単な鉄則が崩れてしまった。山の大きさが撮影距離と無関係。山に近づいているのに小さくなったり、逆の遠ざかったはずなのに大きく写っていたり。状況に合わせて無意識にズームをひねってしまうからである。昔はフィルム上の山の大きさを見れば、何ミリのレンズを使ったかすぐに判断がついた。いまはそれが不可能。便利というのか不便というのか。ややこしい世の中になった。


 写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・


近江名所全集

滋賀を歩けば

 
写真拡大写真拡大



同じカテゴリー(山・写真)の記事画像
暗雲累々
暗雲累々
暗雲累々
いつか見た風景
赤いのぼり
風走る
同じカテゴリー(山・写真)の記事
 お婆ちゃん (2018-08-07 08:25)
 県道以前 (2018-08-06 09:50)
 夏バテの弁 (2018-08-05 09:50)
 このくそ暑い夏に (2018-08-04 10:56)
 不要な外出は (2018-08-03 10:04)
 悩ましい問題 (2018-08-02 09:30)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。