2014年10月26日
若桜物語・12

道の駅へ帰り着いて、クルマに置いておいたパンフレットを見直した。蒸気機関車C12も見た。蔵も見た。表紙のスケッチでもうひとつ投入堂が残っている。不動院岩屋堂といって日本三大投入堂の1つだという(ちなみに他の2つは鳥取県東伯郡・三徳寺、大分県宇佐郡・龍岩寺)。大分のはともかくとして三徳寺は写真等でよく目にする、最初はそれかと思たがそうではないらしい。もしそんなお堂が若桜町にあるのならぜひ見ていきたい。
地図を見ると若桜から南東に伸びる国道29号沿いの山中にあって、若桜駅から車で5分とある。地図の感覚からしてこの「5分」は眉唾物だと思ったが(事実、走ってみて30分前後はかかった)、問題は、車を降りてからそのお堂までどれぐらいの距離があるのか何も記載されていない。登山口まではクルマで行けるとしても、そこから30分も1時間もかかるならば、滋賀までの帰りの時間を考えるとちょっと無理だ。いくか行かないか考えたが、まあとにかく行ってみよう。
*投入堂:その昔、役行者が山中でお堂をつくり、法力でお堂を手のひらに乗るほどに小さくし、断崖絶壁にある岩窟に投入れた。このことから「投入堂」と呼ばれるようになったという。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:40│Comments(0)
│山・写真