2014年12月01日
竹生口交差点・2

新交差点である。画面左に写っているクルマは、竹生方面の旧北流堤防跡から下がってき旧交差点の手前で右へそれ、その後大きく左へカーブしながら新交差点へ入るろうとしているところである。交差点そのものが150mほど南へ(三上山に向いて右へ)移動したことになり、定点撮影のポイントからは見えにくい場所へ移動したことになる。
さてその定点からの写真[A](2011.08.24撮影)である。定点から旧交差点が見える。理屈の上では当然、旧交差点から定点が見えるはずである[写真B]。ところがこの写真では定点がどこだかよくわからない。見えていないことはないわけで、見えてはいるのだが見分けがつかないのである。最後尾のクルマのさらに後ろあたりの旧堤防上ということになるのだが。
さて、階段のてっぺんが定点[写真C]である。手前にも手すりが見える。工事用の道路をクロスして、上り返したあたりから撮ったのであろう。その上りかえしが写真Aに写っている。そして、それから4か月後、あたりはこのような早変わりである。(2012.01.03撮影)
今こうして交差点までもが位置を変えてしまった中にあって、この定点だけは不思議に変化しなかった。最初からそれを見越してここを定点に選んだわけではない。ただ旧交差点と旧北流とが1つの画面に収まるというそれだけの条件で選んだのだが、不思議にもそれが記念碑的な働きをすることになった。もう1枚。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:00│Comments(0)
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