2015年01月15日
たった数10mで

1月6日に天井川遺構と電車、さらにこじつけてバックに三上山という写真を見てもらった。翌7日に、今度は遺構とは無関係に電車と三上山の写真。その時にも触れたが、6日の写真に関しては三上山の写真としてはこれは基本的に無理だ。7日分については、6日よりは失地回復は見られるがそれでもまだまだ無理、山を大きくするには、電車が遠くにあるときに望遠で狙えばいいのである。問題はそういう都合のいい場所があるかどうかだ、と結んでおいた。
理屈はいろいろこねられるが、実際問題としては条件にあう場所があるかどうか。問題提起した以上、現場を確かめる必要があろうと、もう一度見に行ってきた。7日の写真と今回の写真を見比べてみればわかることだが、線路から離れるほど電車が小さくなり山が大きくなる。線路と直角に交わる農道上で、7日は踏切に近い地点、今回はその踏切から数10mほど離れた地点だった。たった数10mで絵が変わる。もちろん三上山に対して真後ろへバックできれば話は簡単だが、そんな都合のいい道はない。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:08│Comments(0)
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