2015年02月20日
消えた柿の木

旧北流跡と旧来からの乙窪の農地の境界上を歩いてみた。何となくさっぱりしている。よく見ると木がなくなっている。畦に生えていた4本の柿の木がきれいさっぱりなくなり、畦のあとがしっかりした農道になっていた。これはびっくりした。しかし、この例はいくらでもある。考え方によっては当たり前だともいえる。でもつい最近まであったのになー。
ということで、帰って確かめてみた。残っている写真で一番新しいのはどれだったかと。結果出てきたのがこれである。撮影日は2013年5月4日。2年前。そんなことはない。もっと新しいのがあるはずだと繰り返し調べてみたが、結論は同じだった。去年も何度か来ているはずだがこの木は撮らなかったのだろう。
古いほうではこんなのがある。写真集『近江富士遊々』に収録した「春立つころ」(1997年2月9日)である。望遠レンズを使い一段高い旧北流跡地から撮っているので、イメージは違うが、間違いなく畦に生えていた木である。
三上山の手前に見える竹藪の位置が、3枚ともわずかに違う。4本の木が立っていた位置を確定するには、竹藪の位置の見直しから始めなければならない。もっとも竹藪自体も姿を変えるだろうが。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:36│Comments(0)
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