2015年05月11日
麦畑

おなじみ錦織寺である。田植え後の田んぼに光る屋根をイメージしていった。予想通り屋根は光っていたが手前の田んぼは麦畑だった。昨日きょう麦畑になったわけでなし、冬の間から注意して見ていたらわかっているはずなのに、結局は見ていなかったことになる。ものを見ることの難しさである。遠くから小さな三上山を見る場合、漫然と見ていたのでは絶対に見えない。しかし事前に地図で確認し、このあたりに見えるはずだと思って見ると見える。もっともその場合は「見る」というよりは「探す」という方が近いけれど。
麦畑であったことは仕方がない。問題はこのトーンである。光が映えない。午前中の光で逆光気味。麦は順光のほうが生きる。稲は逆光である。理由はいまだによくわからない。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 07:14│Comments(0)
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