2015年06月07日
地球の森寸景

昨日とほとんど同じ場所。旧南流堤防上を100mほど移動しただろうか。この堤防が現役のころは近寄るのもはばかられるような鬱蒼とした森だった。廃川になって木が切られ、地形が公園風に整えられ見通しがよくなった。そして何年か、堤防の斜面に植林され、その木が人間の背丈を超すようになった。木の間にあいた小さな穴からしか風景が見通せないところがある。
広い原っぱに木を1本だけ植えても育たない。木を育てるにはある程度の密度が必要なのだという。それらが伸びだすと過密状態になり間引かなければならない。なんとまあ手間がかかることよ。公園という場所は、その内部のデザインだけではなく、外部の風景、昔から言う借景が必要だと思うのだが。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:49│Comments(0)
│山・写真