2015年08月11日
難儀な時代

もう1つお寺を発見したのかと思われるかもしれない。ここは全く別の場所である。住所はというと守山市小浜町。それにしてもよく似たところである。その通りで昨日の撮影場所から850mほど南へ寄っただけのところである。アドレスが変わるだけじゃなしに市名が変わる。このように撮影して1週間ぐらいの間だと撮影場所は大体記憶に残っているが、それを越えるとまず怪しくなる。特に今回のような場合、記憶が薄れると全く区別つかなくなる。これでどえらい失敗をした例は数知れない。
ズームレンズがなかったころは、山の大きさは撮影距離に比例した。500mも距離が変われば写っている山の大きさが変わるのである。その大小で距離の違いが読み取れた。今ズームが常識になった。できるだけ使わないようにと戒めてはいるが、人間は弱い。便利なものだからついひねってしまう。これで撮影距離と山の大きさの整合性が崩れる。難儀な時代になった。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:01│Comments(0)
│山・写真