2015年10月17日
新川

久しぶりに新川の写真である。新川は野洲市北あたりから家棟川と並行して北東へ流れ琵琶湖の近くで家棟川に合流する農業用水路である。途中、童子川と十字に交わるところでは、川の下をくぐるという離れ業を演ずる。しかし今はそれとは関係ない下流部。久しぶりに行ってみて水位が上がているように感じた。堤防が改修されたようにも思うが、一目見たところ水位が上がって明るくなった。
しかし、よく考えてみると琵琶湖まで1.5Kmほどの場所である。水はほとんど流れていない。水は流れてこそ表面の水位に差ができるが(水位の差があるから流れるともいえるが)、流れていない場合その表面は水平である。言変えたら、このあたりの川の水位は琵琶湖の水位とほぼ同じということ。季節によって多少の変動はあろうが、そうべらぼうに水位が上がったり下がったりするところではない。写真を見ると対岸から浮草が張りだしてきている。これによって堤防の傾斜が緩く感じることによるのかなとも思うがよくはわからない。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 07:24│Comments(0)
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