2015年12月03日
桑実寺・結

石段を登り詰めて右側、受付の向かい側に風情がある建物が見える。GoogleMapには正寿院とある。いわゆる塔頭だろうか。この建物と本堂の間をさらに奥へ、山の斜面に沿って大師堂という建物の前までさらに石段が伸びている。正寿院に気をとられ、この風景をカメラに収めてくるのを失念した。大失敗である。
その太子堂の建物の左側、軒下を突き当りまで進むと三上山が見える。それが標題写真である。山の写真は立つ位置の高さがものを言う。本堂の屋根も下に見え、イチョウの木の上に三上山が見える。長い石段を登ってきたかいがあったというものである。レンズをさらに伸ばすと山は大きくなるが、これをやると後々どこで撮ったのかわからなくなる。
帰りは、山門から下の集落までまっすぐ石段を下りた。途中、例の電線が上空で道を斜めにクロスしていた。30数年前、これはダメだと追いかえした張本人がこれだったのかもしれない。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:06│Comments(0)
│山・写真