2015年12月19日
清水山城址

昨18日、比良山初冠雪。観測史上いちばん遅いという。そう例年なら11月下旬のはず。標題写真は新旭町・清水山城址からの三上山である。私としては初めての場所。しかし意識しだして10年以上になろうか。思い入れが深い場所でどう取り上げようかと迷っているうちに日がたって、とうとう雪が来た。もう後回しにはできない。
かなり以前のこと、京都新聞の読者欄に、何かのイベントに参加して清水山城址へ登ったという趣旨の投書が掲載されていた。その文章の中に”遠く三上山が見えた”との一文が。先日書いた茶臼山公園からもそうだが、実際のナマの情報が一番うれしい。見える見えないについては、昔は地図に線を引いて苦労したものだが、カシミールが使えるようになってから何の苦もなくなった。しかしカシミールで”見える”と判定された場所の90%以上は見えないのが現実、樹木が邪魔をするのである。それに対して誰かの”見えた”情報は100%見えたということである。
さっそく地図を調べてみたが、その名は見つからなかった。投書の文脈から、多分このあたりだろうとスポーツ公園付近を走り回ったが、情報は得られなかった。2,3年前だったか、写真仲間のMさんに希望が丘の城山へ案内してもらった時だったか、その事情を話した。郷土史に興味を持って、城址探訪などをブログに発表しているMさんなら知っているかもしれない思ったからだ。さっそく下見に行って、メールで情報もいただいた。以下明日。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 10:17│Comments(0)
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