2015年12月21日
清水山城主郭跡

大荒比古神社は国土地理院の5万分の1地形図に記載されている。しかし清水山城址の名はない。この時点でまだ私自身正確な位置を知らなかった。しかしその付近が城址の一角であることを知った。その気になればわかるはずだ。エエ加減な気持ちで人を頼っていたことを恥じた。新聞の投書でこの城址を知ったころに比べると、情報ははるかに豊かになっていた。調べてみれば見通しがいいという主郭跡には高圧線電柱が立っているという。それなら行けるだろう。
道しるべもしっかりしていた。難なくたどり着くことができたが、それは高圧線鉄塔が目印になってくれたわけではない。たとえば私の住まいの近くの祇王井跡、その記念碑は高圧線鉄塔の真下にある。およそその付近までたどり着けば、後はその鉄塔を探せばよい。田んぼの中もまたしかりだ。どこからでも見える。安易な気持ちで出かけたが、山ではそ鉄塔が見えないのである。実際に見えたのは、まさにその真下へたどり着いてから、そこまではガイドが唯一の頼りだった。その真下にあった指標。あとは花緑公園にあるような木の階段を登るだけだった。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:44│Comments(0)
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