2016年01月11日
方位36度線・2

昨日の標題写真は野洲市大篠原の国道8号沿いの池畔で撮影した。地図のデータを見てもらえばわかるが、三上山の真北を0度として時計回りの方位が36度。三上山からの直線距離が4.5Kmとなっている。その位置から国道を北東へ進み、鏡山の裾を峠で越えて、信号・西横関で国道477号を左にとる。しばらく走ると新幹線をくぐる。ここはその手前左手の農地である。大雑把に言うとJR篠原駅の南東数100mぐらいのところということになる。実際にクルマで走ると、こういうことになるのだが、出来上がった写真は、ご覧のように左が城山、右が田中山という構図である。地図の上でいえば同じ方位36度線上を1.7Km後退した位置からの撮影ということになる。
この場所についての事情だけを言えば、左の森が城山と重なり合ってはっきりしない。もう少し右から撮ったほうが絵は明瞭になるのだが、実はこの農地を高圧線が2本通っている。城山を見せようとすると、新幹線に近いほうの電線が邪魔をする。遠くの丘陵のすぐ下で、軽トラが2,3台止まって何人かの人が動いていた。夕方の逆光で何をやっているのかよくわからなかったが、写真をアップするとどうやら左義長の準備らしい。薄明時に点火されたら白壁土蔵に光が映えて面白い写真が撮れるかもしれない。
しばらく36度線上からの三上山を訪ねる。前回を1として今回は「2」になる。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:32│Comments(0)
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