2016年01月23日
古代峠

昨日の午前中は、空気清澄、見事な快晴だった。昨年の暮れの教室だったかで、花緑公園の古代峠の石が崩れかかっているとの話が出ていた。撮影ポイントの一つでもあるので、やはり気になる。自分の目で見ておこうと出かけていった。山道には20日の雪がまだ残っていた。久しぶりの雪の山道である。心地よさを感じながら現場へ。
一見、さして変わっているようには感じなかったが、いったんそういう情報を耳にしてしまうと、なんとなく気持ちが悪い。もう何年も行っていないので以前の記憶も怪しい。いちばん気になったのは、三上山の反対側から見て、左奥上2つの岩。気持ち悪いといえば確かにその通りだけれど、下の雪に何人かの踏み跡が見える。すくなくとも昨日きょう何人かの人がこの岩の下を通っているわけだ。以前はどうなっていたのかな。いますぐ目の前で崩れることもないかと、以前のアングルを思い出しながらヤマ勘で2,3枚の写真を撮ってきた。
帰ってから、以前撮ったのを引っ張り出して見比べてみた。2012年撮影。9月の撮影だったので、木の葉が多いが岩はほとんど変わっていない。2009年撮影。このときは出口に木が茂っていて三上山が見えなかった。あいあい滋賀に載せたいのでと無理をいって切ってもらった。岩はほとんど変わっていないようである。一方的な見方で、他の細部に目が行っていないかもしれないが、この3枚のアングルに関してはほとんど変わっていないようである。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:01│Comments(0)
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