2016年01月24日
竜松

ここまで来たのだから竜松が見たくなった。すぐ近くの岩場に生える松の木だ。以前は花緑公園のふるさと館の前からもその姿が見えたが、そういえば最近はあまり意識しなくなった。北尾根重走路を行けば大した距離ではない。雪があるといっても靴にかぶるわけではないし。しかし、直下までは行ったが岩場が立ちふさがる。こんなにきつかったか。若いころならともかくこれは無理だ。振り返ったら雪道と三上山の対比が見事だった。
たしかすぐそばを通る遊歩道を行けば巻けるはずだ。と、裏から回って登りついたのが標題写真。例の竜松は枯れて小さくなっていた。わが身を見る思い。この前はと調べてみた。2012年11月、こんなに元気だったのに。 命あるものはすべて滅びる。万物流転、諸行無常。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:06│Comments(0)
│山・写真