2016年03月14日
写真の厳しさ

話があっちへ行ったりこっちへ行ったりして申し訳ない。写っている道路は川田大橋から竹生のリバーサイドタウンを巻くように進んできた新しい道。この道が、竹生口交差点から市三宅集落へ向かう旧北流跡の道路(細く左右に見える)にT字に交わるところ。右に見えている林が、撤去されずに残った堤防林。撮影現場は旧堤防の撤去跡ということになる。したがって住宅地の開発がなければ、おそらく見ることができなかった風景である。
さてその林から離れて立つ1本の杉の木。うっかり見ていた私は、最初電柱が立っているものと勘違いした。しかしよく見るとなんとなく雰囲気が違う。スギの木が途中で折れたものらしい。しかし拡大してみるとどうも切られたものらしい。折れたといえば、三上山のすぐ右の木(シュロの右)、これが折れたものらしい。切られようと折られようと、こうなってしまったらどちらでもいいのだろうが、一旦写真に記録されてしまったら、それが気になるのである。写真の厳しさ、これを大切にしていきたい。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:52│Comments(0)
│山・写真