2016年03月16日
カーブの先に

文章で書くのは難しいが、きのう見てもらった集落内の道のほか、もう1本南西側に集落をまくように伸びる道がある。今の農道は定規で引いたような直線だが、その昔の農道は自然の地形に従っていた。そんな農道を一般道にアップさせたような(真偽のほどはわからない。私が勝手にそう思っているだけ)カーブがつながっている。旧街道もカーブが連なるがニュアンスが全く異なる。カーブはカーブじゃないか、どこが違うのかといわれるとこれまた口では説明できない。私の理解度の問題で恥ずかしい限り。
古い集落はどこでもそうだろうが、道路が狭く集落内から遠くを見通せることはほとんどない。ところはこの道はいま述べたカーブが効いた。それとクルマは1台だけ離合は絶対不可能な細い道と違って、ご覧のように2車線とは言いにくいが、離合は十分できる。この広さが展望を助けた。緩くカーブしていく先に三上山が見える。集落内としては珍しい風景である。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:04│Comments(0)
│山・写真