2016年05月27日
トンビがくるりと

仰木の里、大津市雄琴3丁目の「かざみ公園」である。この場所を最初に気がついたのはいつごろだったか。仰木の里の開発工事が始まって間なしのころ、湖岸の161号を走っていて、小高い丘があるのに気がついた。今は背後の住宅地の方から簡単にたどり着くことができるが、当時はそんなことは思いもつかない。下から工事中の斜面をしゃにむに上りつめた。山下湾越しに見る三上山は神々しくさえ見えた。これは1990年代後半の撮影。『近江富士遊々』の表紙に使った写真である。
久しぶりの風見公園は木が茂って風景が複雑になっていた。空は晴れていたがモヤが濃く、見通しはきかなかった。シャッターを切っても使えそうにないなと、遊びでファインダーを覗いていた時、どこからともなく一羽のトビが入り込んできた。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 07:07│Comments(0)
│山・写真