2016年08月04日
急登東光寺

市ケ原での右鏡山、左雪野山の印象が強かったために、山の並びにこだわってしまった。走っている場所も記憶の範囲内に戻った。平尾の集落を山に向かって抜けてまっすぐ上ると東光寺だ。最近、モミジのころには大変な人気だという。私の悪い癖で、皆がやいのやいので集まりだすと敬遠したくなる。しかし今なら人はいないだろう。
そんなことで、何年振りかで東光寺へ上ってみた。山の斜面を直登するきつい上りである。こんなだったかと改めて驚く。念のためと数値を求めてみた。麓の平尾町の県道が206m、東光寺が314m、標高差108m。水平距離870m。ざっと9分の1の勾配。角度でいえば何度になるのか。三角関数が使える電卓を持ち出したが電池が切れていた。間抜けた話だ。
で、ひょっとしてと思って、「アークタンジェント」で検索してみた。まさかと思ったけれど、あるんだな、これが。恐ろしい世の中になった。高校生のころにこんなサイトが使えていたら、もうちょっとましな頭に・・・。結論は7度。そんなもんですかね。それにしても自分の足でしか動けなかった時代に、お爺ちゃん、お婆ちゃんはどうして登っていたのだろう。墓参りがお爺ちゃん、お婆ちゃんの仕事だとは言わないけれど。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:23│Comments(0)
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