2016年12月18日
落葉樹が何本か

JR琵琶湖線のほうからアンダーパスの側道を歩きながら前方に立つ三上山を見る。全体に曇った風景の中で三上山の中腹の一部だけに光が射している。うすぼんやりと照らされたその範囲に、色づいた落葉樹が何本か。半分以上が落葉樹に変わった山の向こう側に比べて、まだこちら側はごくわずかである。そして今、そのごくわずかな落葉樹のほとんどが光の下にある。偶然とは言え何か不思議なものを見るような思いだった。
赤信号の交差点が中山道。例の地蔵さんは交差点の左向こうに立つ。こちらへ向かってくる本線は緩いカーブを描きながらアンダーパスへ。側道へちょっと身を乗り出して構えているが、一方通行だから後ろからクルマが来る心配はない。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 07:49│Comments(0)
│山・写真