2016年12月31日
帰り道

いつの間にか今年も大晦日。年の終わりに当たって、電線も終わりになるという嘘みたいなほんまの話。場所はどこでもいいんだけど、気がついたのがつい最近・・・・。見えている高圧線鉄塔のところで電線が終わりになっている。考えて見ればけったいな話。電線が途中で終わりになる。そんな馬鹿なことってあるのやろうか。
ときどき、「この先行き止まり」という道があることはある。ほんまかいなと行ってみる。ホンマならUターンして戻ってくるしか手はない。この「Uターン」というのはすごい能力だと思う。それが水だとそういうわけにはいかない。アカンかったら返ってくるなんて器用なことはできないから、あふれて洪水が起こってしまう。
まあ、そんなことで電気も回路(サーキット)が形成されて(つぎからつぎへと引き継がれて)最後は出発点に戻ってくる。これで初めてまともに動くはず。途中で電線が終わりになって何の意味があるのだろう。これはわからんね―、ホンマに。車庫から出た電車やバスも帰ってきてナンボ。もう帰ってこんでもええと思っているぐうたら亭主でも、やっぱり帰ってきてもらわにゃ。帰り道がいらんのは鉄砲のタマだけ。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:30│Comments(0)
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