2017年02月01日
青大将が

毎年同じことを繰り返しているわけだけれども、この時期になると雪の比良山を撮りたくなる。気持ちのいい晴天に張り切って出てきたのだが、思いのほか空気の透明度がよくない。積もった雪が解けて空気中の水蒸気が多いのかも知れない。
湖南市吉永の大砂川トンネルの近く。堤防に上ろうとしたが、草が伸びて上れる状況ではなかった。で、農道歩き。左側のガードレールが邪魔だから、それの前へ出ようと思っていたところで、踏切の警報機が鳴りだした。別に電車を撮らなければならない義理はないのだが、せっかく出くわしたのだからと、ガードレールは辛抱して試し撮りの1枚。以前からあったのかもしれないが、右の方に真っ赤な建物がやけに目立つ。そこへやってきたのが標題写真の青大将。一応赤は隠したけれどこの風景に青大将はパッとせんぞ。
左の方もガチャガチャとうるさい。見るともなく見ていて、平和堂の看板と西濃運輸のそれとが並んでいるのに気がついた。このコンビ、どこかで見た記憶がある。これは三雲の大日不動から。三雲からこれが見えていたわけだ。山が大きいから、三雲の方が近いのだろうと思ってはいけない。まさかそんなことを考える人はいないと思うけど。山から離れるほど比良山が高くなる。三雲は三上山より比良山が高く見える数少ないポイントである。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 07:36│Comments(0)
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