2017年03月19日
アーチ橋

草津川が金勝川と合流して、新草津川となって市街地の南部を横切り矢橋帰帆島の方へ流れ出る。その間新幹線と国道1号に挟まれたエリアの風景である。「追分口」という交差点があって、そこを原点として道路が2本Y軸とX軸をなすように直交する。その2本の道路を基準にして直角三角形の斜辺に当たる方向に新草津川が流れる。そしてその流路が下流側から見て三上山の方向と一致する、そんな関係の場所である。
標題写真はその間に架かる砂原大橋。下流に架かる柳橋(だったと思う)のたもとからの撮影である。砂原大橋は川に対して斜めにかかっているため、両側のアーチが大きくずれている。近寄ってワイドで撮ると大きく歪んで見える。左岸堤防を下るとこんな妙な重なり方も見えてくる。その上、柳橋とも重なってけったいな風景になる。もう1枚、1つ下流の志津大橋からの撮影である。やっぱり柳橋と重なって橋の右半分だけがアーチ橋のような、不思議な風景に見える。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:20│Comments(0)
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