2017年04月25日
まだ砂防ダム

しつこいけれどもまだ砂防ダム。こういうどえらい建造物では、立つ位置によって見える風景が変わる。とりあえず上りやすいほうへ上る(これがきのうの話)。しかし、必ず反対側がどうだろうと気になる。ということできょうは左側の話。
名神のトンネルをくぐったところから素直に前を見ると左側が見える。手前の溝蓋は、砂防ダムの主流につながっている。こんなどえらい構造物から流れてくる川がこんな溝みたいな流れでいいのだろうかと、しょうもないもないことが気になる。実はこの溝、以前はもっと幅があり深かった。どこから流れてくるのかは確かめたことはなかった。実は、その溝にバイクごと転落したことがあった。底に立って手を伸ばしたが地面には届かなかった。バイクを立てて荷物台の上に乗ってそっから地上へ上がった。そのとき溝には水は流れていなかった。また話がどこかへ行きそうだ。詳しくは「山旅・穂高から三上山まで/第27話・三上山撮影開始」をどうぞ。
昔の話は置いておいて、主流沿いに上りだす。ちょっと登ると堰堤を真正面から見ることになる。対岸に例の「砂防指定地」の表示がある。こう簡略化されると、我々素人は判断に苦しむ。”大山川支流”と”さかしな川”なのか”大山川支流”の”さかしな川”なのかが分からない。「と」だと両者は同格になるし、「の」だとさかしな川は数ある大山川支流の中の一つということになる。よくよく見ると現在地が指示してあり、それぞれに「大山川支流」、「さかしな川」の表示が付されていた。納得。山の中の川の名前についてはこの表示から得ることが多い。
さらに上る。対岸を階段が上っていく。先ほどはあれを登ったことになる。昨日の写真はこの堰堤トップの右端から撮ったもの。それにしても昔の展望岩はこのずっと先だったがこんなきつかったかな。トシを食った証拠。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 07:40│Comments(0)
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