2017年05月01日
レンゲ畑

先週木曜日、水口からの帰り三上の農地でレンゲ畑の赤紫を見た。今まで見たこともない広さだった。しかし、カメラを持っておらず撮影には時を過ぎてもいた。次の日は好天だったが他用があり撮影できず。土曜日は一転曇り。午前中、現場へ行ってみて実際にそのまま残っているかどうか、現場を見るまで心配だった。いまの農地はとにかく安心ができない。午前中あったものが、光線待ちで午後行ってみるときれいさっぱり消えてしまうぐらいのことは朝飯前だ。そのときはたまたま残っていた。しかし、曇り空では如何ともしがたく、写真にならないのは承知で撮っておくしか仕方がなかった。
そして昨日(4月30日・日)、好天。さて残っているかどうか。とにかく行ってみた。残っていた。それが標題写真である。集落に近く好天に光る屋根が見事だった。特に煙抜きを載せた大きな屋根が懐かしかった。たとえば季節は違うがこの写真。1977年2月撮影である。40年前の雪の日、買ったばかりの中判カメラに、まだワイドレンズは揃えられず多少長めの標準レンズで撮らざるを得なかった。それが幸いしてこの煙抜き屋根が画面中央にはっきり写っている。屋根は変わらないが、40年の歳月を思うとき、周囲の変化は、大というべきか小というべきか。いずれにして懐かしい写真である。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 07:29│Comments(0)
│山・写真