2017年05月28日
身体の硬さ

今月13日に「林相の変化」として見てもらったのと同じ場所である。そのときこの風景をイメージしていったのだが、まだ水を引き入れている最中でどうにもならなかった。そのときにも少し述べたけれども、最初の写真集『四季近江富士』(1982年刊)に倒立版を収録した。その後、正立版は撮っていないと思い込んでいたのが、今回フィルムを探してみたらそれがひょっこり現れたという話。
きのうの夕方、急に晴れてきたので、慌てて飛び出して撮ってきたのが標題写真。旧作と比べると、基本的にカメラの高さが違う。旧作は6×7判の一眼レフでファインダーはウエストレベルだった。普通に使っていてもアイレベルとは基本的に高さが違う。昔の写真を撮ったときも三脚から外して腰をかがめて水面ぎりぎりまで下ろして撮ったのだろう。そのアングルが懐かしくて、デジタルになってからもバリアングルファインダーつきを選択の絶対条件にしていた。それでいながら今回のカメラ位置は高い。しゃがみはしたが大体この辺やなというエエ加減さと、絶対的な身体の硬さ。ああ。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:41│Comments(0)
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