2017年07月27日
発掘調査中

野洲市三上のバイパス予定地。発掘調査が行われている。三上山に向いて農地に「田」の字を書いた時、第4画の水平な線とバイパス予定地が交わるところ。2m近く掘り込まれたところに直径1mあまりの円形の穴が見える。それに流れ込むように見える黒い線は水路だろうか。井戸だとするとそこへ水が流れ込むのはおかしな話だし、円形の穴が自噴していた水源でそれから水が流れだしていたとすると理屈には合う。いつごろのものか分からないがこんなにきれいに円形の穴が掘れるとしたら、そこそこの技術力を持った集団だったというとになるのか・・・。
などと下らないことを考えていたのだが、これが7月21日。それがきょう(7月26日)現場を通ったら、井戸?も川?もきれいに埋め立てられて元の木阿弥。何とまあ世の中のテンポの速いこと。それとも何の値打ちもない遺跡だったのか。穴があったあたりをもう1枚。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:00│Comments(0)
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