2017年08月08日
松の木があった

野洲市行畑、新幹線の山側に新しくできた住宅地の農地との境から見たところ。ブルーのネットをかぶった中でバイパス工事中。何をやっているかは分からない。市の広報などによると、近江八幡あたりからやってきた8号が、野洲駅口交差点を過ぎたあたりから、妙光寺山・三上山の裾に沿うように大きく左へ曲がりだす。そのあたりでバイパスは逆に右へ分かれて新幹線の方へ寄る予定だとか。全線高架というから、このあたりでは高架への勾配を登り始めるあたりになるのだろうか。
ところでアリバイのない写真が1枚。『近江富士百景』に収録したもの。撮影は1982年1月。なんでもいまの地蔵さん通りの前身、クルマ1台がやっとの細い道を走って国道へ出る前のあたり。ちょうどこのあたりでの撮影であることは確かなのだが、写っている松の木も、畑の段差もすべてがなくなった。山の稜線を読むしか仕方がないのだが。昔の写真には、左端、三上山の裾と妙光寺山との間に少し丸さが見える。標題写真にはそれがない。もう少し右へ寄ったあたりらしい。バイパスができたらこの同定もできなくなる。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:18│Comments(0)
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