2017年11月17日
田んぼアート

草津市志那町、平湖近くの農地である。刈入れが終わっているのは当然のことだけど、その中で1列だけ刈り残してある。もっとも私が勝手にそう思っているだけで、刈り残したのではなく、刈り残ってしまったかもしれないが。いずれにしても不思議なのは、1列全部が残っているのではなく数本おきに残っていることである。それも不規則なリズムを刻むように。これも一つの田んぼアートだ。
その昔、黛敏郎が書いたという楽譜が本に載っているのを見たことがある、本の題名も、曲の名もすべて忘れてしまったが、打楽器のパートに不規則なリズムが延々と続いていたのが記憶に残っている。この時のイネの線は数10m続いていた。その線の向きと三上山の方向とで、ほんの数mしか画面に写し込むことはできなかったが、秋祭りの太鼓をこの調子でたたくのも面白いのではないかと思ったことだった。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:21│Comments(0)
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