2018年01月01日
犬も歩かなければ

何とまあ、正月早々から暗い写真をとお思いのことだろう。実はこの写真、昨年末の御上神社鳥居前。準備は整ったけれど人はいない。このあと境内へ入った。そして見つけたのがこの場所。いままで国道側から撮ってもいま見てもらった通りで精いっぱい。境内から見ても拝殿の横から背伸びしてみて、山頂が見えるだけ・・・、だと思い込んでいた。(10年ほど前に脚立を持って行って撮ったもの)。
実は、国道と反対側から入ると、いつも通る参道とは別にもう1本参道があって、そこからこのような風景が見えた。何とこれも40年にして初めて気がついたアングルだ。犬も歩かなければ棒に当たらないという話。犬も歩けば・・・は、本来は”思いがけない災難に遭う”のが本来の意味らしいが、最近ではひっくり返って、”思いがけない幸運に遭う”と解釈されるという。いまの場合も後者だが、歩いて初めて見えることのいかに多いことか。いまごろになって気がついてもどうにもならないのだけれど。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 10:00│Comments(0)
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