2018年03月18日
タイル画

ご存じ大山川右岸堤防のタイル画である。川は右から左へと流れている。大山川改修と同時に作られたと考えると、30数年前の作ということになろうか。最初は何も気がつかずに、ただ単に俵藤太のムカデ退治の場面だと見ていたのだが、ぎおうの写真教室の I さんがこの構図の写真を撮ってきて、”こんなにきっちり合うのですね”と教えてくれた。
ご覧のように堤防の上端のところで左右の稜線がくっと折れ曲がるのが惜しい。右側の主峰上部の勾配だと何とか合いそうな気もするが、それをやろうとすると、撮影位置がうーんと後方で、かつもっと低い位置が要求される。実際の撮影位置は左岸の堤防の内側であるから、後退は不可能である。いまはやりのインスタ何とやらにも紹介されることもないらしい。周囲はいつ行っても静かである。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:09│Comments(0)
│山・写真