2013年10月17日

種明かし


写真拡大野洲市三上
 一昨日、左のコブが高かった場所(新幹線のガード下)から、昨日のコミセンみかみ(右のコブが高く見る)までの距離は約1Kmである。その差によって、コブの高さが入れ替わった。どうしてそんなことが起こるのか。手品の種明かしをしよう。
 いま私達は山の高さを1枚の写真の上で見ている。写真もパソコンのディスプレーも平面である。左が高い、右が高いと騒いでいるのは、その平面上での話である。すなわち写真を山の稜線に沿って切り抜いた形の上での話である。ところが実際には山は立体で、それぞれのコブは遠くにあったり近くにあったりする。仮に同じ高さのコブが2つあったとすれば、遠くにある方が低く見える。当たり前の話である。
 とすれば、遠くのものが高いとき、手前の低いものと同じ高さに見える場所もあるはず。仮にその点をP点とする。P点より遠い場所からは、実際に高い遠くのものが高く見え、P点より近い場所からは近くにある背の低いものが高く見えることになる。
 これは国道8号信号「三上」から240mほど(昨日のコミセンみかみからは100mほど)離れた民家の前から。このあたりからはまだ右の名無しコブが高く見える。


 写真ステージ 「近江富士」
 
三上山撮影のついでに・・・

近江名所全集

滋賀を歩けば

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