2013年12月04日
この広さこそ

さらに三上山に向かって右の方へ進む。300mほどでかつての堤防は撤去され平地へ下る。旧南流が大きくカーブしていたところで近くには「大曲」などの地名も残っている。手前のくぼんでいるところが、旧南流の残りで、いま見える範囲でいえば、三上山の方から下ってきて、画面右端で大きく曲がって目の前を横切って画面左へ下っていく。
今見えているのは、その南流をベースにした、地球の森最大の広場である。その広場の一角に、左に見えているような建物が建った。完成直前という感じで、たしか「森つくり館」とかのプレートが取り付けられていた。こんな広い場所だから、少々のものを建てても応えないだろうとの考え方だろうが、わたしは、こんな広場だからこそ、広いままで残したかったと考える。この広さそのものが宝なのだから。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:26│Comments(0)
│山・写真