ブルーメの丘

ブルーメの丘から道一つ隔てた北側に「体験畜舎」の敷地がある。ブルーメの丘本体の敷地より若干高く、そこから三上山が見える。牧場には動物の姿は見えず、北側の斜面には雪が残っていた。
体験畜舎の建物もすべて閉ざされ、完全な休業状態に見えた。2,3枚撮ったところで奥から軽トラがやってきて、若い女性が「ボウエキ中ですので、一般車両は入れません」という。ボウエキ中?。まさか「貿易」ではないだろうし、多分「防疫」だろう。
何に対する防疫なのか、侵入を防ぐのか、拡大を防ぐのか分からなかったが、聞き直すのも面倒だったので、「これ撮ったらすぐ出ます」。・・・突発事故によるものか、季節的なものなのか。何もわからずじまい。少なくとも今までそこで写真を撮っていてとがめられたことは一度もなかったことは確かである。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


日野駅近く

日野町市街地を抜けて近江鉄道日野駅の近くへ出た。どいうわけかわからないが、私は日野町市街地を出たり入ったりすると、方向感覚が90度ずれてしまう。今回はそれに輪をかけて国道307号の近くへ行くはずが、正反対に離れた向きに走ってしまった。まあエエかと、適当なところで車を止めて撮ったのがこの写真。帰ってからGoogleMpaで地名を調べたら、ひらかなで「いせの」と出た。もちろん現場は田んぼの中で、地名を調べるすべもなかったところである。
前2作にみえる十二坊から鏡山への稜線は手前の竹藪の向こうに沈んで見えない。三上山の背後の山は比叡山(画面左外)から比良山(画面右外)への稜線である。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


日野町小井口から2

昨日の場所からさらに進むと、「小井口」というバス停があって、「寺尻左」という大きな標識が立っていた。GoogleMapで見ると、日野川の南にも小井口と表記した集落がある。全部合わせてのことだろうが、こちらのほうが中心地のように見える。
さてそのバス停付近から同じような三上山が見えた。山の並びは昨日の写真と大差ない。十二坊から鏡山(画面右外)に続く稜線の向こうに上半身を見せるという構図である。畑の中の電柱と、すぐ近くを通る道路沿いの電線が目立つが、手の打ちようがない。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


日野町小井口

雪の正法寺山、下りは難儀するかと身構えたが、思ったほどでなく無事下山。鎌掛の集落を抜けて日野へ向かう(県道41号)。 初めての道である。小井口の集落を右に見て、日野川の橋を渡ったところで左側に三上山が見えてくる。手前の電柱さえなかったらそこそこの風景である。へーこんなところからも見えたのか。
画面左端に見える大きな山が十二坊、その右が遠く比叡山である。正法寺山から見たときは、比叡山が十二坊の左に見えた。ということは、こちらのほうが少し右へ寄ったことになる。画面の右外に鏡山が見える。それと十二坊をつなぐ稜線の向こうに三上山が見える、日野町から見るときの独特のパターンである。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


日野町正法寺山

一昨年の6月だったか、日野町の藤の寺・正法寺の裏山から三上山が見えることを確かめた。梅雨のさなかで視界必ずしも良好とは言えず、冬にもう一度出直しだと考えていた。去年の冬はうっかりそのままに過ぎてしまっていた。
ふと、それを思い出したのが2月12日、昨日(14日)の騒動の前である。先週末の南岸低気圧で雪は降っていたが、そんなことはとっくに忘れてしまっていた。しかし、日野に近づくにつれて雪が残っているのが見えだし、登山口にも雪が残っていた。思ってもみないことだったが、せっかくここまで来たのだし(実はこれが一番怖いのだけど)と、登ることにした。
雪の道を登ること30分、横に張り出した木の枝を別の木が下から支えているところに着く(写真左下)。その横から三上山が見えることはわかっていた。上の写真がそれだけど、比べてみると6月の緑と冬枯れの田んぼとの違いはあるとはいえ、三上山そのものは同じだった。これだったら、無理してくることではなかったな。左細い木の枝と重なった大きい山が十二坊、その左上、青くかすむのが比叡山。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


田んぼの向こう

水路に沿って進むと団地のはずれへ出る。田んぼが残っていて、その向こうに別の住宅地が見えた。
右端に鎮守の森が見える。地図で調べてみると、ハトの森公園から、それに続く八田神社らしい。前は走ったことがあるが、自分と同じ名前の神社だとは知らなかった。一度ご挨拶に行かねばなるまい。でも車が留められるような場所があったかどうか。
さてここで特筆したいのが、菩提寺山。この写真から探してもらえるだろうか。三上山と鎮守の森に挟まれて、何とも小さく、かわいかった。
また南岸低気圧。全国的に雪だとか。当地も粉雪が舞い、道路も白い。今日は一日沈澱。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


光る水路

きのうの写真「仲良し4人組」で写っている左側の家並み、その裏がこのような水路になっている。言い換えたらこの写真の右側の家の表が昨日の道路ということである。
この小川というのか水路というのか、幅2m強の流れである。近寄ってみるとべらぼうにきれいである。野洲の川も特に汚いとは思はないが、守山の川は桁が違う。とにかく透明なのである。かつての野洲川の跡だという地下からの水源が各地にあるからであろう。
この川は、この少し下流でレインボーロードと斜めにクロスする。今から30数年前、冬の朝、せっせと湖西へ通っていたころ、何時も帰りにこの川が朝の光できらりと光った。川西ニュータウンも工事にかかる前だったし、今のメディカルツインも確か右側の1棟しかなかった。バイクだったから止まろうと思えばすぐに止まれた。何時でも止まれる、いつでも撮れる。これが一番怖い。いまよりはるかに広い風景だったはずだが、その写真は結局撮らずじまいだった。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


仲良し4人組

国道8号栗東の辻交差点から琵琶湖大橋をつなぐいわゆる取り付け道路。GoogleMapではレインボーロードとの名称がついているが、実際はそんな呼び名で話をしている人に出会ったことはない。その道路が近江大橋からやってくる湖南幹線(守山市内で大規模な拡張工事中)と交わるところが播磨田町北交差点。その交差点の東角にメディカルツインの建物が2棟。その裏から続く住宅地の道路から、三上山が真正面に見える。
右から車がやってきたように見えるが、実はこれメディカルツインの駐車場に止まっている車。前を走る仲良し4人組はたぶん守山北中の生徒。このあとさらにわっと多数の生徒たちがやってきて、道はラッシュ状態になった。いいよいいよ、車が来るわけじゃないんだから。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

