古武士健在なり

昨日(8日)午後から晴れ上がった。今年はこの束の間の晴れ間が貴重である。この木だけは記録くしておきたい。おなじみさくら墓園の古武士である。三上山と桜の位置が決まっており、その上にカメラの後ろが大山川と撮影場所が限定される。毎年同じ構図になる。昨年は4月7日だった。花の咲き加減にもよるし今年がどうの去年がどうのという比較はできないが、やはり青空のほうが映える。
橋を渡って対岸へ回ってみた。レンズを長めにしてアップしたもの。ワイドにして墓園の小山を含めたもの。手前が大山川である。改修される以前、この川はいまの墓地の敷地の向こう側(三上山側)を迂回しており、墓地に当たる部分はいまの川の部分を含めて森だった。森が伐採された後、この木が残された。当時の関係者の判断に報いるためにも、もうちょっと手入れができないものか。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

