二代目若木

久しぶりにさくら墓園へ行ってみた。さくら緑地までは足を運んでいたが、古武士がなくなってからは花の時期には縁がなくなり足が遠のいていた。ツツジの色に誘われて行ってみたのだが、ふとあの切株はどうなったかと寄ってみた。あたりは緑が濃く雰囲気も変わり、探し当てるまでに2,3度行ったり来たりしを繰り返さなければならなかった。
そうして探し求めた切株から2本の若木が伸びていた。古武士が切られたのはいつだったか。もう3,4年になろうかと日乗を探してみた。驚いたことに昨年(2017年)の4月19日にそのことを書いている。実際は4月4日に撮っていたのだが、花の時期に書くにはしのびなくてと注釈をつけて。
となるとこれはどういうことだろう。切株から芽が出て、1年余りでここまで成長するものだろうか。かりに芽が出るとしても、もっと切り口の周辺部、表皮のあたりから出るような気もする。誰かが植えたのかも知れない。事情は分からない。しかし、若木がすくすくと伸びていることは事実。きょうは5月5日・子供の日。
写真ステージ 「近江富士」
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