2014年08月16日
山の背比べ

天満大橋左岸堤防上から見たところ。写っている川は幸津川。放水路の左岸堤防に沿って並行している。
くどいけれどももう一度メタセコイヤ。きのうの場所から見た校舎の後ろからちょこっと覗いているのとは違う。背が高くなった。撮影場所が田んぼから堤防の上へ移動しただけである。それだけで見え方が変わる。そして驚くのは遠方の山の見え方。昨日の田んぼの中からでは<校舎の上にわずかに見えるだけだったのが、今日の場所ではメタセコイヤと高さを競っている。山を高く撮ろうとしたら、自分自身ができるだけ高い場所に立つ、これが鉄則。上高地の河童橋で、穂高を高くとろうとしてカメラを低く構えている人がいるが、これは間違い。
そしてさらにもう一つ。これを見ていただきたい。8月13日、湖岸道路中洲大橋からの写真。メタセコイヤよりはるかに高く見える。山を高く撮るには、自分自身ができるだけ遠ざかる。常識では近づいた方が大きく見えるはずだが、写真ではそうとばかりは言えない。面白いところである。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:02│Comments(0)
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