2015年01月29日
地球の森冬景色

地球の森、昨日とほとんど同じ場所。細かく言えば女の子が走っているところから、もうちょっと前へ行ったあたり。枯れたヨシが生えているのが旧南流の水路跡地。画面右下に水面が見える。この水は流れてはいないしなくなりもしない。「野洲川旧南北両流跡地探訪」のところで何度も書いたが、川というものは、新しい川を別に作れば、古い川は不要になるものだと思っていたが、実際にはそう簡単なものではないらしい。理屈の上では川は流れていなはずだが、やっぱり水は残るのだという。河川敷跡がこのように公園化されても流路跡には残る。農地に戻されたところも、畑にはなるが水田にはなっていない。多くはビニールハウスの敷地になっている。
画面左端の高いところに白いコンクリート製の橋が見える。その右手前に少し低いところに板塀のようなものが見える。水路跡に架かる橋である。きのうの自転車の女の子の前方にも写っている。と書くと、ああそうか、コンクリート製の橋もこの水路の続きに架かる橋で、高い場所だからコンクリート製にしたのだなと思われるはず。ところがそうじゃない。この橋は水路跡にかかってはいない。水路跡と並行しているのである。私自身、最初意味が分からなかったが、どうやらこの下を公園を横切って一般道が通るらしい。そうでなければ理屈が通らない。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:32│Comments(0)
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