2015年02月12日
長命寺港

長命寺港である。「西国十番長命寺・・・黄金の波にいざ漕がん・・・」とうたわれた名刹の、例の急な石段の直下にある。どこの港でも同じことだが、防波堤が視界を遮ぎりアングルは限定される。ここはたまたま船が出入りする部分に三上山が見える。幸いというべきか。
風が強く桟橋に掲げられた旗が吹き飛ばされそうになびいている。この日は冬型気圧配置が強まったとかで、四方の山はどこを見ても雪雲に覆われていた。標題写真の空模様がそれである。にもかかわらず湖面のこの輝き、これが理解できない。不思議なことに上空だけが雲一つない青空。その上強風だから波が高く湖面はまぶしく光る。そんな中で水鳥が数羽波に揺られていた。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:52│Comments(0)
│山・写真